VB.NET2013でFTDIのFTD2XX.dllを使う2015年02月14日 09:54

VB.NETでビットバンモードを使う---覚書---
Visual Studio 2013 VB.NETでの設定方法
1、ドライバーのインストール
最初にFTDIのホームページからDriversを選択してD2XX Driversを選択し表からWindowsのドライバーをダウンロードして、インストールしておきます。(参考になるサイトhttp://juni24.blog.fc2.com/blog-entry-218.html
インストールするとSYSTEM32フォルダーにftd2xx.dllが入っている。以下手順



必ず保存の後、実行すること。その際管理者として実行する。(Windows7 64bit)



2、VB.NETでこのdllを呼び出すための定義ファイル (D2XX Module)が必要になるがFTDIのサイトにはVB6用しかないらしい。そこで先人たちがVB.NET用に作り変えてくださっていますので
ありがたく使用させていただきます。
VB6用はhttp://www.ftdichip.com/Support/SoftwareExamples/CodeExamples/VB.htmのD2XX Moduleの項のclick hereにあります。

3、VB.NETでビットバンモードを使ったソフトの開発手順(VB.NET用のModuleの作成を含む)







ソリュウションエクスプローラの中のFTD2XX.TEST(今回作成した)を右クリック


モジュールの追加をクリック
空のモジュールができる。
そこにありがたくいただいたモジュールをコピーする。いただいたモジュールはここ

以下はアプリケーションのコードです。
(このコードはhttp://juni24.blog.fc2.com/blog-entry-219.html の内容を追試しています)
デザイン画面に移ってボタンを3個作成しそれぞれwrite,read,closeとする。

Formの上部をクリックしてLoadルーチンを作成
ここにオープン関係のルーチンを記入
writeボタンをクリックしてコード作成へ

コードを記入
おなじくreadボタンをクリックしてコードを作成


おなじくcloseボタンをクリックしてコードを作成



以上で出来上がりました。その結果を確認します。


ソリュウションエクスプローラのForm1を開くと


さらにModule1を開くと



デバックを開始する





デバック出力をみると入出力しています




ハード(FT232xx)が繋がっているか確認するにはBit Bang Test - FENG3のホームページ
のページのBit Bang Test 1.0.0 のダウンロードを実行すればすぐ分かります。ちなみにFT4232Hをつないだ場合下のようになりました。


このソフトを使ってPortをON、OFFできます。テスターであたればすぐ分かります。


 

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